-miscellaneous note-

Lagoon
I went to Niigata last winter.
Niigata is a town that once flourished as a port of call for "Kitamae-bune", and encounters a landscape similar to my birthplace in Yokohama.
The difference is the sea.
The Sea of ​​Japan is different from the sea seen in Yokohama, the Pacific Ocean, and its deep and heavy colors and wild movements are very attractive.

昨年の冬、新潟へ行きました。
新潟はかつて北前船の寄港地として栄えた町、私の生まれた横浜とよく似た風景に出会います。
違うのは海。
日本海の様子は横浜で見る海、太平洋とは違って、深く重い色合いや荒々しい動きがとても魅力的です。

2007年の作品。「empty room」 という題名で、器のような形の中にある世界を描いています。
学生の頃からほとんどの作品は、アルミ版を使って作ってきましたが、この作品の前後から石版石に興味を持ち、色々試しながら、楽しんでいます。

作品を刷り終わると石を研いでしまうので、描いた絵はキレイになくなってしまい、もう二度と同じものが刷れない!という寂しさと同時に、なんだかスッキリした気持ちになります。
色々な分野で専門的な画材がなくなってきているこの頃。長い歴史の中で進化してきた絵画や印刷、大事な技法や材料を21世紀に残せるように頑張らなければと思います。

砂浜(新潟島の北の浜)です。北から強い風が吹いてきて、砂の中にある草や漂着物が半分埋まりながら、風に掘り起こされている風景。風による「発掘」か。強い北風に吹かれて結構な長い時間、見ていても飽きないのです。

NICHE GALLERY のシャンデリア(三つの中の一つ)。これは川瀬さんのデスクの上の一つ。画廊にシャンデリアなんて似合わないような気がしたのだけど、NICHE GALLERYにはよく似合う。シャンデリアには小さなハチ鳥も停まっています!

満月の下の公園。静かな夜。

絵屋の裏窓。上大川前通と信濃川に向かう広い道路の交差点が見えます。梅雨明け間近の柔らかい日差しの一日ではありますが、やっぱり新潟の夏は暑いです。